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【アパレル雑記】勝手に糸メーカー勢力図(縫製糸)

【アパレル雑記】勝手に糸メーカー勢力図(縫製糸)

この記事ではアパレル業界について、別に役にも立たないですが、業界の声をお聞きしたリアルな情報について書いています。

先日、とある雑談から各地の縫製工場さんはどこのメーカーの糸を使っているんだろう?

地域によって傾向とかあるのかなあ?

っということから、Twitterにてアンケートをさせていただきました。ご回答いただいた皆様、本当にご協力ありがとうございます。

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縫製工場で使用している糸のアンケート経緯

ライオン氏

東京のお客さんは
エースクラウンの糸指定ばっかなんだけど、なんでなんだろ?

縫製現場で使ってる糸って地域によって違うのかな?

さあー?
僕がいた工場は、キングとかグンゼでしたけどねー

気になるならTwitterでアンケートでもされたらどうっすか?

タケロー
ライオン氏

いいね
タケロー君がやってよ!

えー!!

自分でやってくださいよー

タケロー
ライオン氏

オレのTwitterなんかには誰も反応せん

タケロー君がいい!!
君ならできる

えー!!
もう、分かりましたよー(チェッ!)

スベって反応もらえなくても知りませんからねー!

タケロー
ライオン氏

その時は、他の人の指示でやらされたって言いな!

じゃ、任せた!!

【アンケート回答であがった主な糸メーカー】

縫製糸 名称キングエースクラウングンゼダイヤフェザーサンカブト
企業名株式会社フジックス大貫繊維株式会社グンゼ株式会社大黒絲業株式会社三山株式会社
本社所在地京都神奈川大阪(京都)京都大阪
ポイント453516411
企業サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
縫製糸 名称GX朝日熊キンバコロナ
企業名カナガワ株式会社株式会社ゴーセンアズマ株式会社東洋紡
本社所在地神奈川大阪東京大阪
ポイント3327
企業サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

糸の販売元・製造元に関して非常にややこしかったので、商標をお持ちの会社さんを基準にしています。ポイントとは、アンケートをもとに順番に書いていただいたメーカー3っつのうち、3番目までのメーカーに3ポイント・2ポイント・1ポイントとつけさせていただきました。知り合い工場は2ポイントです。

ご回答件数 : Twitter回答 34件 + タケロー知り合いの工場さん5件

縫製糸メーカー勢力図

この記事では、いただいた回答を元にざっくりと糸メーカーさんの勢力図を作り、営業的な見方や職人側の意見を元に勝手に推察しています。やっぱり、本社所在地や営業所・工場を起点とした地域が強くなってるイメージでした。関東圏はエースクラウン・西側はキング・グンゼを主に使われていることが多いようです。

サンカブトが最安値というお声も多かったのですが、それでもメインとして一番に上げる工場さんはあまりおられないようでした。

気になったツイッターのご回答

気になったポイントはキングの入荷が遅いという点と、6本単位という点。

お近くの仕入れ先さんの取り扱い状況によると思いますが、生産管理だったり量産工場にいた僕自身の感覚では、どこが早いというイメージもなかったですが、【キングが遅い】というイメージはありませんでした。むしろ他のメーカーだともっと遅くなるという記憶があります。

6本単位の箱買いに関しては、量産工場でならば本生産がそのあとに来るのを見越しているので、サンプル工場さんと量産工場でのニーズの差が出てますね。

お直しの会社さんということでしたが、【エースクラウンが色合わせしやすい】というご意見が気になりました。

過去にアパレル会社のデザイナーさんに言われたような記憶もあるのですが、その時は「それは生地の色によるんじゃないの?」っと思ってました。ただエースクラウンの方が糸に艶があるとか、キングの糸は少し色がくすみ系だと言われることがありました。

縫製工場との違いは、量産の場合は1品番につき3-4色を選んで同じ糸でしばらく流すという状況と、お直しの場合は1着1着違う商品に対して、その都度糸を頻繁に選ばなければならないと思いますので、【選びやすい】というご意見も興味深いものでした。

僕自身も経験があるのですが、糸を指定されても工場で仕入れていない場合は、縫製工場で仕入れやすい糸メーカーの中の似た色で生産していました。「縫製工場やウチで仕入れできないので、支給してください」と言うとだいたい他メーカーの糸でもOKになってました。

やっぱり1品番の生産単位で糸を仕入れるのは管理もできないですし、無駄が多くなります。特殊なラメ糸を3本針の振り糸に使用するなどといった場合は工場さんに支給していましたが、使い切ったこともなければ、その後の生産で使ったということも経験がありません。

縫製工場にいた経験からすると、使用する糸メーカーはなるべく絞って増やしたくはないと思います。糸メーカーによって色番号はバラバラなので、各メーカーごと・色番ごとに在庫を管理するのは負担が大きくなります。

生産背景からの予想

東日本はどちらかと言えばアウターなど工程の多いアイテムの工場が多く、西日本はカットソーなどの工場が多かったという背景から、生産数で考えると縫製用の糸の量をより必要としたのは西日本側なのかと思います。

そのためキングの糸は大量生産でミシンをガンガン飛ばしても切れにくい丈夫な糸を作って、カットソー縫製工場に浸透していったのではないかと思います。大量に生産して売り上げを伸ばせば、営業活動も活発にできるので西のキング・グンゼが広い地域をカバーしていったのかもしれません。

対してエースクラウンはあまりスピードを上げない高級服を作るための糸としての人気があり、関東のアパレルさんを中心に人気があり、またサンプル工場さんなどの個別・小ロットに適した営業対応に力を入れていたのかもしれません。

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  • この記事を書いた人

ni-no

長年アパレル業界で働いて、スーツ工場勤務から生産管理やカットソー縫製工場の責任者をしてきました。ノウハウの蓄積が少ないアパレル業界の仕事に関してまとめていきます。 【仕事】 ウェブサイト作成と運営 ウェブライティング アパレル製品企画 アパレルOEM生産 承っております。 お気軽にお問い合わせ下さい。 【趣味】 ボルダリング  頭と体を鍛える最強の趣味だと思ってます!!

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