アクションプリーツ【action pleat】
ジャンパーや作業用のジャケットなどの、袖部分や背中ヨーク部分の中央に取られた、動きを楽にするためのプリーツのこと。
主に、体の部位で最もよく動かす、肩回り・肩甲骨辺りの動きを妨げないための機能性を、パターンに組み込んでいる。人が動作をするときは、ほぼ体は前のめりになり、腕も後ろ向きよりも、前側に動かすことが主となる。ワークウェア以外にも、バイクに乗る際にハンドルを掴む動作、自転車のハンドルを掴む動作、スポーツではゴルフのスイングをする動作等を想定して、デザインに機能性を取り入れている。
但し、ソーシャルな場での動きに関しては、最低限の機能があればよいという考えで洋服は作られている。ビジネスで使われるテーラードジャケットなどのパターンは、自動車を運転する動作・電車でつり革を握る動作・デスクワークをする動作などを、最低限出来るくらいに腕が上がる設計を取っているため、アクションプリーツという【機能性デザイン】を入れていない。
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