アーガイルセーター【argyle sweater】
アーガイルセーターとは、一般的に「ダイヤモンド(ダイヤ)柄」とも呼ばれているひし形の格子を特徴とした編み柄をデザイン特徴としたセーターのこと。1400年代のスコットランドハイランド州南部(旧アーガイル・シャー地方)が発祥とされています。
有力な説としては、スコットランド・アーガイル地方の氏族キャンベル家(キャンベル・オブ・アーガイル、Campbells of Argyle)のタータンチェックが起源と言われています。そのため元々はタータンチェックのように、デザインによって家柄や属性、地位などを表すものであったと思われます。今では英国の伝統的なセーターの一つであり、アメリカのアイビールックの象徴的なアイテムとなっています。
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アーガイル柄
アーガイル柄が広がるきっかけは1957年、当時のブルックス ブラザーズ社長ジョン・C・ウッドが、あるゴルファーが手編みの”アーガイル”の靴下を履いていることに着目、スコットランドの工場に複製・生産を依頼しました。ブルックス ブラザーズは、アメリカで最初にアーガイル柄のソックスを取り扱うブランドとなり、アメリカントラディショナルスタイルのアイビールックにも取り入られるようになりました。現在では、アーガイル柄はニットやセーターなどのトップスからワンピースから、ソックス、マフラー、手袋などの雑貨まで様々に使用されています。日本では学生服のスカートにも採用され、スクール調のファッションとしてもよく目にします。アーガイル柄はタータンチェックの一種として、一部は登記されています。