
座りミシン・バンドル方式【bandle-system】
縫製工場の座りミシン方式とは、別名バンドル方式とも呼ばれている。その名の通りオペレーターは座った状態で作業を行う。一箇所のミシンで同じ工程を繰り返し行い、次の工程へ移る際は裁断パーツの束(bandle)を別のミシンに持っていき、次の工程を行う。
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座りミシン方式のメリットとデメリット
オペレーターは、その作業に対しての専門性が上がり、一つ一つの作業の効率や熟練度は上がりやすい。パーツ縫いの多いデザインの縫製に向いている。但し、その作業のみに従事してしまう可能性も高く、様々な技術の習得がしにくい。
また、最初の1着が完成するまでに多くの工程を終わらせてしまっているので、検品時にトラブルが発覚すると、非常に大きなロスになってしまう可能性がある。縫製スタートからどれくらいの期間で完成するのか、立ちミシン方式に比べてスケジュールは読みにくい。

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