ブークレ

ブークレ【boucle】とは、フランス語で「ちぢれ巻いた、小さな輪、ループ」を意味する。ループ状に加工された糸、もしくはその糸を使用して平織りに織られた生地のこと。表面に輪奈(わな)が出るのが特徴的。基本的には糸の中心のコアとなる糸、輪っか部分のループとなる糸、コア糸とループ糸を留めるバインダー糸の3種類の糸で作られている。
ポイント
コア糸=芯糸
ループ糸=浮き糸
バインダー糸=押さえ糸
コア糸とループ糸はそれぞれ別個のローラーから送り出されて双糸のように寄り添うように並んでいます。このときコア糸のローラの速さとループ糸のローラの速さの比率を変えることで、ループ糸がだぶつくことでループが形成されます。コア糸の速度1に対してループ糸の速度を2にすると、浮き糸は芯糸の2倍の量で送り込まれるため撚り合わせて行く際に、余った糸が浮き上がって行き場がなくなった状態でカールして輪っかができます。その2種類の糸を、さらに別のバインダー糸で外側からカバーするように巻いてループが動かないように固定しながら撚り合わせると糸として安定します。ループ糸のループが小さなものをブークレヤーン、中くらいのものをループヤーン、大きなものをリングヤーンと呼ばれたりすることもありますが、ループの直径が何ミリの場合云々といった細かな定義はなく、大きくはファンシーヤーンもしくはブークレ糸と呼ばれています。
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