カウチンセーター【cowichan sweater】
カウチンセーターとは、カナダのバンクーバー島に住むカウチン・インディアンによって編まれた防寒用の非常に丈夫なセーター。
未脱脂羊毛(みだっしようもう)を使用しているオイルドセーターの一種で、防水性・撥水性に優れている。ヘビーデューティーで実用機能やその土地・環境に合わせたデザイン性のある魅力を持ったセーターとして人気が高い。インディアン部族の間に伝わる神鳥「サンダーバード(雷鳥)」・鹿、熊・クジラなどを太糸で編み柄として表現しているので、全体的に柄が大きく大胆な印象を受ける。小さめのショールカラー状の衿が付いているデザインが多い。プルオーバー型やジッパーフロントになったカーディガン型もある。
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羊毛の油を残し、脱色や染色も行っていない羊毛を使用しているのでグレーや茶、アイボリーなど、羊毛そのものの自然な色味でデザインされているのが特徴で、狩猟時の「防寒性」「防水性」を重視して密度を詰めて編まれているので、1着あたりの重量が1.5kg前後になってしまう。