ドットボタン(スナップボタン)
ドットボタン(スナップボタン)はスポーツ系のアイテムによく使用される凹凸にはめる形式のボタン。金属製とプラスチック製のボタンがあり、ウェアや鞄、雑貨まで幅広く使用されている。着脱に関しては、手軽で安定性があるので、アウトドアでは手袋をはめたままでも取り外しができるので重宝される。メーカーは大きく分けて、YKKスナップファスナー(株)とモリト株式会社製の2社での取り扱いが大半を占めている。
YKKスナップファスナーのドットボタンには、ミシェールという軽い着脱のタイプと、パーメックスというしっかりした着脱のタイプがある。 ⇒ YKKスナップファスナー(株)
上下で2つずつ、計4つのパーツで構成されており、専用の「打ち機」と「打ちコマ」が必要。手作りに使用される場合は、簡易な「打ちコマ」を使用して金槌で打ち込むことになる。
生産の注意点
糸で縫い付けるボタンと違い、位置ミスや上下の間違いが起こりやすい。生地に穴を開けてしまうので、修理が不可能になってしまう場合があり、生産工場にとってはリスキーな資材であり、「打ち機」を持っていないことも多い。またトラブル要因として、ボタンに上下決められたデザインが入っている場合は、打つ際にデザインが見えないので、ズレてしまうことも多く、慎重に行って時間も掛かってしまう。
オリジナルデザインを発注する際は、上下左右の関係ないデザインとすることが、プロダクト製品としては望ましい。
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