エンボス加工
エンボス加工とは、型押し加工・型押しとも呼ばれ、フラットな表面に様々な図柄や模様を押し出している加工のこと。凸型の模様の入った鋼鉄製のローラーを加熱して使用して、さらに凹型の模様をつけた紙・または綿製のボウルの間に織物を通し、ローラーをボウルに強い圧力をかけて織物や皮革・合成皮革に模様をつけます。模様の凸部分には光沢が出て、凹部分には光沢が出ないので、その光沢差も模様を浮き上がらせる効果になります。
合成繊維の場合は、熱可塑性によってセットが持続しますが、綿やレーヨンなどの熱セットができない素材に関しては、あらかじめ樹脂をつけておいて熱セットすることで模様の凹凸を持続させる。しかしアイロンによって樹脂もとけてしまうので、取り扱いには注意が必要。
皮革に対しての型押し加工は、ハイドリックという機械を用いて合金製の型板に熱を加えて圧力をかける方法を用いる。図柄は様々だが、流通の多い牛革に対して、オーストリッチやワニ革などの高級革の型を使用することも多い。
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