延反
延反(えんたん)とは、アパレル生産の縫製工場において生地を裁断のために必要な長さにカットして、積み上げていく作業工程のこと。パーツごとに裁断するよりも前の工程となる。服を生産するには、使用する生地巾に合わせて型紙のパーツを並べて、1着に対してどれくらいの長さの生地が必要かがコストや必要mに関わってきます。1着に対して必要なm数のことを要尺(ようじゃく)もしくは必要尺(ひつようじゃく)といいます。ただ、その要尺は2着分や3着分一度に並べた方が効率良く要尺を抑えることができる場合があり、その際は延反も二人分・三人分の要尺で行う。
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生産工程
基本的には延反作業は、各サイズごとに必要な生地の長さを生産数に応じて積み上げていきます。
少ロット生産の延反をする回数を減らすには、上の図のように各サイズを横に並べて積み上げていきます。しかし、延反の作業台や発注数によっては、上の図のように都合よく延反できないケースがある。
延反作業の動画