
フェアアイルセーター【fair isle sweater】
フェアアイルセーターとは、スコットランドの北に位置するフェア島(アイル)を発祥とする幾何学柄ボーダーを特徴としたセーター。
伝統的な柄であるものの、非常にカラフルで多様な配色がある。もともとは漁師が愛用するフィッシャーマンズセーターだったが、1922年に英国皇太子時代のウィンザー公がゴルフウェアに使用していると紹介されたことで、世界的に知られるようになったというエピソードがある。本来はシェトランドの羊毛を使用した手編みセーターの一種。
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フェアアイル柄
フェアアイル柄に見られる幾何学模様は、ムーア式(moorish)幾何学柄といいます。ムーア式とは北アフリカのモーリタニア地方のベルベル人が北上して、スペイン人から「モロー人」と呼ばれたことから、そう呼ばれるようになりました。アフリカ系の民族文様を元にしていると言われ、フェア等にスペインの無敵艦隊が難破、漂着したことでスペインにちなんだ「バスクの百合」「ムーアの矢」「十字架」「グラナダの星」などの文様も使われるようになったという逸話もある。