ハーフトーンプリント(網目プリント)
ハーフトーンプリントとは、網点のグラデーションで濃淡を見せ、図柄を表現したプリントのこと。ドットの集まりによって画像を映しだすPCのディスプレイに似ている。ファッションのプリントでは写真を引き伸ばしたようなイメージを見せるときに使用される技法。
モノクロのグレースケールの場合は、黒の小さな点の密集度によって、白・黒・グレーを表している。カラー印刷の場合は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)という4色の小さな点のパターンで多様な色を表現することができる。一般的な印刷物は網点が非常に小さいため、離れて見ると人間の目では小さな点が識別できずスムースな諧調に見える特性が利用されています。角度を変更することによって意図的にモアレを発生させることもできます。
生地上のプリントとしては、ベタ塗りのプリントとは違い、陰影・奥行・焦点など、写真のように繊細なプリントとなる。
*関連用語
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