ハマグリ刺繍・ハマグリミシン
ハマグリ刺繍・ハマグリミシンとは、縁かがりミシンの一種で端の始末が貝のような形状をしているところからこのように呼ばれている。小さなものはシジミ刺繍とも呼ばれる。ミシンの外観はオーバーロックミシンに似ており、4本の針と2本の糸を使用して、非常にボリュームのある縁かざりができる。しかし調整が難しく、ミシンの製造会社も廃業しているということもあって機械も職人も少なくなっている。
ハマグリ刺繍・ハマグリミシンは特徴ある縁かがりができるので、ブランケットやマフラー・ストールの縁の始末に使われることが多い。ミシンの調整で手縫いのブランケットステッチに似た形状にもできるので、ブランケット風刺繍などと呼ばれることもある。
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ハマグリミシンについて
ハマグリミシンは縫製工場よりも、特殊ミシンを多く所有している刺繍工場が所有していることが多い。ミシンの製造元の廃業により部品の調達ができないため、年々職人もミシンの調整ができる方も減っている。