半裏仕立て
半浦仕立てとは、スーツの上着・ジャケットの裏地を前身頃と背中の上部分、約三分の一のみに取り付けるようにデザインされた仕立てのこと。袖・前身頃・脇身頃・後身頃の全てに裏地が付いているジャケットを総裏仕立てということに対して、一部裏地を除いたデザインを半裏仕立てと呼んでいる。主に通気性が向上し、春から秋にかけてのスーツや:ジャケットに用いられる。
半裏仕立ての中にも、後身頃の裏地だけ省いたものや、脇身頃の裏地まで省いたもの、前身頃の上三分の一くらいから後ろ身頃三分の一くらいまでの裏地を付けたものまで様々なデザインがある。
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縫製工程
安価なジャケットで裏地が無い部分に関しては、オーバーロックのみの場合もある。しかし上代が高い商品は縫い代をパイピングで包んだり、袋縫いで処理するなどの細かな始末が必要になる場合が多い。さらにポケットの裏側もキレイに縫製しなければならないなど、デザインによっては総裏の方が手間が掛からないこともある。
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