減らし衿(減らしリブ・減らし編み)
減らし衿(減らしリブ・減らし編み)とはコンピュータ横編機によって、編み下がるごとに編み幅を減らして、リブに角度をつける手法のこと。通常のポロシャツのリブ衿は同じウェール数(縦の編み目数)で編んでいます。それによって、別ブランドのポロシャツであっても、衿の幅や衿の角度がほぼ同じような製品となることが多いです。減らし衿にした場合は、衿の角度は通常のポロシャツよりもシャープなデザインになる。
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生産する場合
この編み目には制限があり、同じ角度で巾が狭くなっている場合は、例えば2コース(横目)ごとに1ウェール(縦目)減らすといった方式を繰り返さなければならない。そのため角度などの設定は非常に繊細な計算が必要になってきます。糸の太さ・編み目の大きさなどによっても異なってきます。難しいですが、デザインに活かせたら様々なアイテムの巾が広がるものでもあります。
指図する場合は広い部分を○○cm・狭い部分を✕✕cmのように指示しますが、最終的には横編み工場さんの腕とデザイナーとのコミュニケーションに掛かってくるのではないでしょうか。逆にウェール数を増やす場合は【増やし衿】と呼ばれています。
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増やし衿(増やしリブ・増やし編み)