平場(ひらば)
平場(ひらば)とは、百貨店や大型の専門店などで、壁に沿って設けられた箱型の売り場(箱場)を除いた売り場スペースのこと。
仕切りによって区切られておらず、全体を広く見渡せる空間になっていることから、このように呼ばれる。主にブランド単体ではなく、アイテムごとや素材ごと、またサイズなどにフォーカスを当てて売り場の商品構成をしていることが多い。人の動きが流動的で、ふらっと立ち寄るようなイメージを想定した売り場になっている。
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平場の特徴
平場(ひらば)特徴としては、「価格が買い求めやすい」アイテムを中心にそろえている傾向。ブランドの垣根がなく、いわゆる値ごろ感のある商品ラインナップを集めているということ。類似した商品を横並びで比較検討したい人に見やすい構成になっている。ブランドごとの売り場ではシーズンイメージの世界観やコーディネートを重視しているのに対して、平場の売場作りはコーディネイト提案よりも、アイテムカテゴリー別に価格を揃えた陳列方法であることが多いです。平場の場合はアイテムをきちんと見せる陳列を重視。色、デザイン、価格がちゃんと分かるように陳列してポップなどで少し特徴を加える程度。棚に同じ商品やアイテムを整然と並べるのが一般的であり、ユニクロのように類似アイテムごとに横並びに陳列している売り場と似ている。
*箱場(はこば)とは