星留め
星留めとは表側の針目を最小限に目立たせないようにして、返し針をしながら留めていくステッチのこと。
ミシンステッチの代わりに前端やポケット口、衿端などに用いられる。ジャケットであれば見返しと裏地の縫い代がパカパカと開いてだらしなくならないように星留めで目立たないように留め付けている。
また、箱ポケットのポケット口の折り目が開かないように留め付けていることがある。他には、ハンドステッチとして衿周りや前端を留める場合は、「飾り星」と別名で呼ばれている。手縫いの場合は、糸を引きすぎるとボコボコと波打ってしまわないように注意が必要。ミシンはピンポイントステッチミシンが使用される。
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星留めの種類
①表から裏まで貫通して表側をごく小さな針目にしてステッチで留める。
②表側には針目を出さないで、見返しと芯地を落ち着かせることを目的で、裏側からの返し縫いで(表側はすくわない)、内部の芯や縫い代までをすくって留める。