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インターロック縫い【interlock】
インターロックとは、縫い代の断ち目部分のかがりと地縫いが一度にできる。オーバーロックと1本針環縫いの両方の機能を持っているミシンを使用している。インターロックミシンの機種によって、2本針4本糸や2本針5本糸のタイプが存在している。
ニットや、レディースのブラウスやシャツの縫製に用いられることが多い。布帛の縫製に向いており、中でもデニム等を含めた綾織り素材の縫い合わせに最適とされている。但し、縫い合わせると、縫い代が1枚としてまとまってしまうので、縫い割が出来ず、縫い代は片倒しのみの処理となる。チェーンステッチそのものは伸縮性があり、引っ張りに対しては本縫いより柔軟。ただし、チェーンステッチは縫い終わりから簡単に解くことができるので、きちんと縫い止まりの始末をしておくこと、もしくは縫い目に流し込まれていることが重要。
素材としては、表も裏も、表目に見える両面編みのことを【interlock knitting】と呼び、ニット生地のスムースやダブルジャージのことを指すことがある。
インターロックミシン
インターロックは、専用のインターロックミシンがあり、押さえ金と針板の変更で1本針ロックミシンも可能。針幅に関してはメーカーや機種によって若干の差がある。
インターロックの注意点
インターロックのメリットは、地縫いと縫い代処理のロックを同時に一工程でできることに大きなメリットがある。もし本縫いの袋縫い等を工場に指定する際は、工程が増えるため、工賃アップとなってしまう。デザインや生地に合わせた指定を理解する必要がある。