インバネス【inverness】
インバネス【inverness】とはケープとマントを重ねたような形状のデザインが特徴で、元々はフォーマルなコートの一種。内側は袖のない身ごろだけの形で丈が長く、外側は肩を覆うように丈の短いケープ状のパーツが付いていて、取り外しも可能となったデザインが多い。
インバネスという名称は、スコットランドのインヴァネス港に由来すると言われており、日本では1887年頃から和装用の外套として流行していた。その形状から俗称として鳶(とんび)や二重回し(にじゅうまわし)とも呼ばれていた。
現在はフォーマルなよりも、カジュアルやクラシック・ゴシックなスタイリングで見られることが多い。
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