ニッカーボッカーズ【knickerbockers】
ニッカーボッカーズ【knickerbockers】とは、ひざ下丈で裾口をボタンやバックル使いのストラップで絞れるようなデザインとなったゆったりとした半ズボンのこと。カントリー調の素材、ツイードやフランネル、綿を中心とした生地を使用しています。1860年代から流行したと言われ、1920年代にはゴルフ用のズボンとしても使用されるようになりました。現在では登山やカジュアルなパンツの一つとなっています。
ニッカーボッカーの由来は、ニューアムステルダム(現在のニューヨーク市)に移住したオランダ移民とその子孫たちをいい、彼らが履いていた半ズボンに由来すると言われています。
日本のとび職が履いているような足首で絞られたパンツをニッカポッカと呼ぶのも、ニッカーボッカーズが元になったと言われてるが、絞るデザインが共通する程度でかなり日本独自の文化として発展していったと思われます。