
ロンドン・ストライプ【London stripe】
ロンドン・ストライプ【London stripe】とは、主にそれぞれ0.5cmくらいの幅の濃色縞と薄い淡色縞の間隔でならんだストライプのこと。本来はブロックストライプの一種で、日本ではロンストと略されることがある。
1900年代の初期から英国王室御用達【ロイヤル・ワラント(Royal Warrant)】の称号をもつロンドンの老舗シャツメーカーのターンブル&アッサー社が、ミュージカル衣装のため衣装用として作成したインパクトのあるストライプシャツを一般向けにも販売したことで人気が出たことが始まりと言われている。約0.5~1センチ幅のものが中心で、主にメンズシャツに使われることが多い。インパクトのあるストライプシャツなので、無地のスーツとの相性がいい。
アパレル業界の転職でトップクラスの実績があるエージェント
▶▶▶クリーデンスに無料登録する

ターンブル&アッサー社

ターンブル&アッサー社は1885年にイギリス・ロンドンのジャーミーストリートで創業。レジナルド・ターンブルとアーネスト・アッサーのふたりのシャツ職人によって始められたことから、名前をとってこの店名となった。1903年からはビスポークシャツやアクセサリなどが人気となる。1904年にアレッサンドラ王妃の乗馬用レインコートの注文を受けたことをきっかけに、ブランドが世界的に有名になり、セレブ達に愛されるブランドとなっていく。その顧客にはウィンストン・チャーチルやロナルド・レーガン、ジョージ・ブッシュなど各国の首脳や、チャップリン、カーク・ダグラス、ロバート・レッドフォード、アル・パチーノ、ショーン・ペンなどの俳優がいる。イギリス王位のチャールズ皇太子が愛用することでも有名。