マーキング【marking】
マーキングとは、アパレル業界でパタンナーが作成したパターン(型紙)データを、使用する生地幅に合わせて裁断することを想定して、1着に必要な生地量を計算すること。また縫製工場では、実際の裁断に合わせてパターンを入れ込んでいくことをマーキングといいます。実際にどのように裁断されるかを想定して、パターンを組み込んでいかなければならないので、 工場の裁断台の長さがどれくらいで、何人取りで裁断できるかということや、使用する生地の柄合わせやサイズ展開なども考慮する必要がある。
マーキングの際の注意点
- 生地幅(生地の耳、丸編み生地のガミングを除いた有効巾)
- 柄合わせの有無
- サイズ展開(マスターサイズが、どのサイズを基準とするか?)
- 取り人数
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生地の必要mの計算
1着あたりの要尺を求めた後は、生産数から生地必要mを算出します。仮に要尺80cmのポロシャツ
S | M | L | 計 | |
ホワイト | 20 | 35 | 10 | 65 |
ブラック | 30 | 40 | 20 | 90 |
ネイビー | 15 | 20 | 5 | 40 |
65 | 95 | 35 | 235 |
必要m生地の計算
- ホワイト 0.8 × 65 = 52m
- ブラック 0.8 × 90 = 72m
- ネイビー 0.8 × 40 = 32m
要尺について詳しい記事はコチラ⇓⇓⇓
要尺・必要尺
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裁断工程の一つ延反についての記事はコチラ⇓⇓⇓
延反
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