
袖明き(袖開き)【cuff placket】
明きとは、様々な用途・目的によって衣服につけられている、あいている(開いている)、あけられる(開けられる)部分やデザインの総称。着脱を目的としているものや、あけることによって運動量を確保するもの、装飾的なものある。ベンツやスリットも運動量と装飾性の両方の目的でデザインされているものが多い。
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あいている部分によって、前明き、後ろ明き、脇明き、袖口明きと呼ばれ、留め方によってボタン明き、ファスナー明き、スナップ明き、ホック明きなどと呼ばれている。英語ではオープニングと総称している。
参考
大辞林によると、「明く」という記述と「空く」という記述が、ほぼ同じような意味として使われることが多い。穴や空間、間隔をつくるという意味や、間隔を広げるという意味で、「明ける」「空ける」という言葉が使われているので「明き」と呼ばれている可能性がある。ただし、アパレルの仕事現場では「開き」という文字を使っていることも多い。


あいているように見せかけているデザインを「明き見せ」というので、それに対して「本明き」と分かりやすく呼ぶ場合もある。
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明き見せ【fake cuff placket】
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