オックスフォード【oxford】
オックスフォードは、比較的厚地でコシのある綿織物で、シャツ生地やドレス生地として人気がある。イギリスのオックスフォード大学の学生達が、この生地でつくられたシャツを着ていたことから、シャツ生地の名前として売り出したことで広がった。柔らかくて光沢のある斜子織の生地で、通常は綿のコーマ糸をたて・よこ糸共に2本引き揃えて平織りにしている。たて糸とよこ糸の色を変えると中間色の色合いの生地となる。織り目にすき間ができるので、通気性が良くしわになりにくい。より光沢を出すためにシルケット加工を加えることで高級なイメージをつけることがある。最近では、ポリエステル100%やポリエステル混紡糸を使用することも多い。夏用のシャツの他に、パジャマやベッドカバーなどにも使用されている。
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細い糸を使用し、織り目を密にしたものはピンポイントオックスまたはピンオックスと呼ばれる。たて糸に色糸、よこ糸にホワイトを使用して、杢調にも見える中間色の生地としてシャツ地に使用されることも多い。