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ペイズリー【paisley】

ペイズリー【paisley】

ペイズリーとは、インドのカシミール地方のカシミア・ショールに使われていた伝統の文様で、カシミール模様とも呼ばれている。この模様は18世紀の初めにスコットランドのペイズリー市で模造品として生産されたショールに、この模様が採用されて大量に出回ったため、この模様がペイズリーと呼ばれるようになった。

ペイズリー柄のモチーフの起源としては、西アジアに古くから伝承される「生命の樹」がモチーフとする説があります。「生命の樹」とは、多くの民族、文明の美術に見られる生命力の象徴として樹木崇拝から起こったイメージ。ナツメヤシやボダイジュ、トネリコなどさまざまな樹木がモチーフとされていますが、起源となっているカシミール地方においては糸杉に由来するとの説があります。生命を象徴する草花をモチーフとしたパターン柄は、心理的な安定感をたらす効果があるとも言われています。

模様の向き、配置のパターンには多様な変化を付けることができ、空間構成の自由度が高いため、多くの派生柄、オリジナル柄ができていった。やがて、ゾウリムシやミドリムシなどの原生動物、植物の種子・胞子・果実・花弁、菩提樹の葉、初期段階の胎児など、生命を象徴するイメージと深く結びついていった。

 

起源の諸説

ペイズリー柄の本来の起源は諸説存在する。紀元前600年頃にネブカドネザル2世の新バビロニア王国で、ペイズリーの原型となるモチーフが使用されていたとされている。また、ロシア連邦南部のパジリク古墳群から出土した紀元前500年頃の革製容器にも、ペイズリー調のモチーフが使われ、やがて植物をモチーフとした「生命の樹」がアッシリア、バビロニア時代からヘレニズム文化で広まったとされる仮説もあり、それにはアレクサンドロス3世の東方遠征が寄与していると言われている。さらには、ケルト人が使用していた模様をペイズリーの起源とする説もある。

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ni-no

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