顔料染め【pigment dying】
顔料染め【pigment dying】とは、水や油に溶けない色素の粒子である顔料をバインダーと呼ばれる接着剤を使用して、粒子が大き目の顔料を生地表面に固着させることによって色を付ける方法。顔料染めとはいうものの、染めのように繊維に色が浸透しているわけではない。
生地や製品の表面に顔料が付着しているため、摩擦によって色落ちし、元の生地色が白く掠れた感じの出る加工となり、ユーズド感、ヴィンテージ感を表現できる。製品の特長として、いわゆるアタリがという縫い目などの染ムラ。特に最初は色落ちがしやすいこともあり、洗濯ネットや白い製品とは別洗いが望ましい。