キルティング【quilting】
キルティングとは、2枚の布の間に薄い芯となるワタや不織布などを挟み込んで、芯が移動しないように外側の布と一緒に縫い合わせる技法。
全体的にステッチを落としたり、部分的にステッチを落として模様を浮き上がらせる。元はエジプト・ロシア・中国などで防寒用、敷物として作られたのが始まりと言われている。7世紀頃にイスラム帝国の騎士の内着として使用され、十字軍の遠征がきっかけでヨーロッパ方面にも伝わりました。元々は防寒やクッション性・耐久性を重視したものだったが、後に花柄を織り込んだ衣料や室内装飾として、デザイン性が発展して多くの人々に愛されるようになった。
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生産に関して
キルティングに関しては、部分的にショルダーパッチやエルボーパッチにとしてキルティングの技法でデザインとして使用される場合や、生地段階でキルティングマシーンを使用している場合がある。縫製で部分的に使用する場合は、キルティングの形状は自由度が高くなる。キルティングマシーンを使用する場合は、設定する模様、生地巾等に制約がある。