
側章(そくしょう)【sokushou】
側章(そくしょう)【sokushou】とは、紳士用のフォーマル・ウェアのトラウザーズの両脇に見られる叩付けられた飾りテープデザインのこと。燕尾服(えんびふく)は2本、タキシードは1本というのが正式とされている記述があるが、これは日本だけの誤った解釈で決まりはないという説が有力。
礼装用の軍服やブラスバンドのユニフォームやトレーニングパンツにも採用されていることがある。側章が付けられたのは18世紀末から19世紀に初期と言われており、ナポレオンが軍隊の部隊配置や兵の種類分けに用いたのが起源と言われています。また、パンツの脇の縫い目を隠すためのデザインとして生まれたとも言われています。

ポイント
側章はジャケットの拝絹部分の生地をテープ状に切って両端を折り返して叩きつける方法が多い。また、もともとテープ状に織られていて縫い代処理をしないで良いテープを使うこともある。
