フード紐・スピンドルコード【spindle】
フードの紐をスピンドルと呼ばれることがある。スピンドルは元々は紡績機の糸を巻き取る軸(紡錘)のことをであった。ファッションとしてはパーカーのフードや、スエットパンツのウエストに使用される『組み紐』のことを指しています。テープとの違いは、筒状に編まれているため伸縮性がある。筒の中にゴムを芯としているスピンドルは、さらに伸縮性を高めており、スポーツアイテムによく使用されている。
チップ加工
紐やテープの先がほつれないように補強した加工のこと。フードの紐先や、スニーカー等の靴紐先にもよく見受けられます。
セルチップ加工
フィルム状のプラスチックを紐先に巻き付けて圧着した加工
金属(メタル)チップ加工
板状のアルミを巻き付けて紐先のほつれを防止している加工
弾丸チップ加工
金属チップ加工の一種で筒状ではなく、先が丸くて弾丸をイメージさせるのでこの名称がつけられた。先が丸いため、引っかかりを防止することや、高級感を出したいときに使用されることが多い。
シュリンクチップ加工
シュリンクチップとは、ポリウレタンチューブを熱で収縮させることで紐の結び目も一緒に固定する新しいチップ加工です。スポーツウェアやスポーツバッグを中心に取り入れられています。「シュリンク(shrink)」、つまりは圧縮するという意味そのままで、紐をカットしたチューブに通して縮ませています。
このチューブは、工業用の絶縁熱収縮チューブ使用しています。元々はチューブ内に電線を通し感電を防ぐことに使用されています。そのチューブをアレンジ使用したのがシュリンクチップ加工になりました。
カットしたポリウレタンチューブに結んだ紐を通し、500度にもなる工業アイロンを当てることで収縮させて固定しています。