
昇華転写プリント
昇華転写プリント(Sublimation Printing)とは、【分散染料】という水に溶けない染料を使用し、分散剤で水に溶かし、ポリエステル、アセテート、ナイロン、アクリル、ビニロン、ポリウレタンに染色可能なプリント方法。濃色を出すためには高圧をかけられる熱転写機や「キャリヤー」と呼ばれる膨潤剤(助剤)が必要となる。化学繊維は高温高圧の条件が必要となるのでクラフトや家庭での染色にはあまり向かない。
大型インクジェットプリンターを用い、専用転写紙に分散染料のインクで反転したデザインで出力。出力した用紙とプリントする生地をそれぞれ中表にした状態で、プレス機にて圧力をかけていきます。昇華プリントは約200度近い熱と、ローラーでゆっくりと約1分間圧力をかけることにより、繊維の分子構造の中に染料が浸透し、冷えると染料を定着させることができます。

メリット
- 細かな柄が生地にプリントできる
- 生地の風合いや通気性を損なわない
- データのみでいいので小ロットに対応しやすい
- 追加オーダーなどの短サイクルにも対応しやすい
デメリット
- 天然繊維に対応できない
- 光沢のあるような表現ができない
- ロットが増えてもコストメリットがない
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