サムホール【thumb hole】
サムホールとは英語で「thumb」の親指と「hole」の穴を意味しており、アパレル用語としては「親指を入れる穴」をデザインしたもの。
機能的には、 穴に指を通して着ることで洋服が固定され、動いたときに袖が袖位置が安定することや、手の甲と手首が暖かさをカバーするセーターやパーカーやアウターアイテムなど秋冬シーズンのファッションアイテムに多く用いられている。また、夏用の自転車・車の運転の際の日焼け防止などのデザインとしても使われるようになった。元々は登山用ウェアを中心に広まったディテールだが、現在ではファッション性に注目されて、タウンウェアやカジュアルアイテムでも取り入れられている。
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デザイン
サムホールデザインにも様々なバリエーションがあり、写真のように袖リブにつけるもの、縫い目にホールをあけるもの、ボタンホールをあけたものや、玉縁始末になっているものなど様々。