
チュール(tulle)
チュール(tulle)とは、六角形のメッシュとなっているのが特徴で、元々は絹糸で作られていた素材。名前の由来はフランスの都市の名称からきており、フランスの都市チュールで1768年に中世から編み地素材やレース素材の工業地だったイギリスのノッティンガム(Nottingham)の機械を用いて作られたのが最初といわれている。主にドレスやヴェールを始め、婦人用帽子、演劇用衣装、部分トリミング用などに用いられてきた。現在では主にトリコット機を用いて作られており、綿や合成繊維が主な材料となっている。目が粗いので、縫製や使用に際しても引っかけには注意が必要。
チュール クリノリン【tulle crinoline】 | メッシュの大きさが次第に変わるように作られたプリーツ生地 |
チュール グレク 【tulle grec】 | メッシュが大きなチュール |

フランスの都市 Tulle
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チュールレース(tulle lace)
2022/10/22 ファッション用語, テキスタイル, アパレルデザイン, ファッションデザイン, アパレルテキスタイル
チュールレース(tulle lace) チュールレースとは、婦人用のベールやドレスに使われる「亀甲目(きっこうめ)」と呼ばれる多角形の網目で構成されたネット素材に、エンブロイダリーレース機によって様々 ...
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