
アンコン・ジャケット【unconstructed jacket】
アンコン・ジャケットとは、アンコンストラクテッド(unconstructed)・ジャケットの略。元々は、裏地や芯地、肩パッドなどを省いて、できるだけソフトに簡略化して仕立てられたジャケットの総称。
テーラードジャケットの本来のソーシャルなイメージに対し、ソフトな着心地の良さや現代的で軽快なカジュアル感覚を追求している。アン(un)は否定の意味で、コンストラクテッドは「組み立てられた」という意味。つまり非構造的なジャケットを意味している。しかし、実際の用途としては春から秋にかけてでも着用できるように、半裏仕立てになっているジャケットであったり、裏地なしのジャケットとして呼ばれることが多い。
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テーラードジャケットでありながら、フォーマルで堅苦しいイメージではなく、逆にカジュアルでラフな印象にもなり過ぎない。ビジネスの着用シーンには少し注意が必要となってくるが、クールビズやカジュアルダウンの流れから、これまでよりも少しラフな印象のジャケットは重宝されている。いわゆるジャケパンスタイルとしておすすめ。