裏バインダー【ura-binder】
裏バインダー始末は、レディースアイテムの衿ぐりやアームホールによく使われる縫製仕様です。縫い代部分に対して、三つ折れもしくは四つ折れのバインダー始末を行い、その後にバインダーを裏側に折り返してステッチで押さえている。表側からはシングルステッチのみが見えて、裏から見るとテープ状に始末されたようなデザインとなる。上品でシンプルな印象がするデザインに仕上がる。
アパレル業界の転職でトップクラスの実績があるエージェント
▶▶▶クリーデンスに無料登録する
Tシャツの肩~後襟~肩まで縫い代をカバーするタコバインダーはコチラ 続きを見る
タコバインダー【tako binder】
工程分析
工程としては、図のようになる。バインダーテープは、布帛生地を使用する場合はバイアステープにし、ニット生地の場合は縦地の目のテープを使用する。テープ幅はバインダー巾×3(生地の厚みによって若干細くする方が良い)でカットする。バインダー部分は厚みが出るので、バインダー部分を閉じる縫製を行う前に仮止めしておく方がキレイに縫い合わせができる。
写真のカットソーワンピースは、生地が薄いので四つ折れバインダーから、裏バインダー始末をしている。