X線検針【xray-needle-detector】
X線検針とは、通常の金属探知の検針と異なり、レントゲン撮影と同じようにX線にて異物を可視化することで、混入物を目視で発見する方法のことです。アパレル製品に関しては、通常は金属を探知する検針器を使用するが、検針反応があった際の確認や、検針器に対応していない資材を使用している製品に対して使用することが多い。その他には、帽子・靴・カバンなどにもよく利用される。
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X線検針の問題点
金属探知の検針とは違い、あくまでも目視を頼りとなっている。非常に小さな折れ針の先を見つけるには、写真確認に時間がかかってしまうことや、縫い代等の重なりが多い部分に関しては、さらに見つけにくいため確実性が落ちてしまう問題がある。通常の金属を探知できる検針と比較すると、スピードに関しては非常に遅くなってしまう。異物混入に対しての問題を防止するには、企画段階であくまでも通常の金属探知の検針器に対応した資材を適切に使用することが一番の方法である。X線検針は、あくまでも確認や最終手段と考えておいたほうがいいでしょう。