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裄綿(ゆきわた)

裄綿(ゆきわた)

裄綿とは袖付けに丸味を出す芯地のこと。綿という字が入っているが、綿を使用するわけでも木綿素材を使用するわけでもない。

おそらく袖周りのクッションのような役割を持つため、このように呼ばれたのではないかと推測される。表生地やデザインに合わせて様々な種類があり、フェルト・不織布・毛芯などを組み合わせて作られてる。裄綿を入れることにより袖周りの膨らみや厚み、柔らかさに加えて全体のシルエットの仕上がりにも影響してくる。場合によってはカジュアルなジャケットでドミット芯のみを肩に入れるだけでも、シルエットの安定性が増す。仕上がりとしてはアームホールの縫い代部分に縫い付けられ、袖表地と縫い代の間に入ることになる。

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ni-no

長年アパレル業界で働いて、スーツ工場勤務から生産管理やカットソー縫製工場の責任者をしてきました。ノウハウの蓄積が少ないアパレル業界の仕事に関してまとめていきます。 【仕事】 ウェブサイト作成と運営 ウェブライティング アパレル製品企画 アパレルOEM生産 承っております。 お気軽にお問い合わせ下さい。 【趣味】 ボルダリング  頭と体を鍛える最強の趣味だと思ってます!!

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