アパレル・ファッション用語

染色堅牢度

染色堅牢度

染色堅牢度とは染色された布地の製品が、どの程度染色に安定性があり、変色・退色しにくいかを試験によって評価したもの。染色物の色の安定度のこと。製品が消費者の手に渡ってから、様々な使用シーンや洗濯などによって色が変色・退色してしまうことは商品価値を著しく落とし、クレームにつながってしまう。そのため、製品の原材料である生地が、どの程度の使用状況に耐えうるか試験を行い、また改善が可能かどうかを検討する必要がある。

 

 

染色堅牢度を左右する要因

  1. 染料の質
  2. 繊維に合った染料で染色されているか
  3. 染色技術・方法

 

染色堅牢度の試験方法

  1. 日光
  2. 水(海水などを含む)
  3. 洗濯
  4. アイロン(熱プレス)
  5. 摩擦

JIS(日本工業標準規格 JISL0801)によって6種類の方法が定められている。色落ちの程度によって、1級から5級まで、また耐光堅牢度(JIS L 0842, JIS L 0843)は8級までの等級に分けられている。数字が大きいほど、堅牢度が良いことを示している。

上:JIS L 0804:2004より引用 下: JIS L 0805:2005より引用

 

 

一般的なカラー区分

  • ファストカラー・・・ すべての項目で優秀な染色堅牢度があるもの
  • ウォッシャブルカラー・・・洗濯しても色落ちしにくいもの
  • コマーシャルカラー・・・並品

 

上記のように目安とされているが、製品の使用シーンによって重視される染色堅牢度は分かれている。夏のアパレルアウターは、汗堅牢度や耐光堅牢度が求められ、インナーは洗濯の堅牢度が重視される。スイムウェアでは海水での堅牢度が絶対となり、カーテンなどの直射日光にさらされる繊維製品には耐光堅牢度が最も重視されるように、シーンに合わせた生地と堅牢度を考えた商品設計が必要である。

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ni-no

長年アパレル業界で働いて、スーツ工場勤務から生産管理やカットソー縫製工場の責任者をしてきました。少しでもファッションやアパレル業界のためになるように、トラブル対処の経験やノウハウをメインにまとめています。 ついでに仕事合間の趣味に関しても記事にしています。 ウェブサイト作成と運営 ウェブライティング アパレル製品企画 アパレルOEM生産 承っております。 お気軽にお問い合わせ下さい。

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