アパレル・ファッション用語

セットインスリーブ(set-in sleeve)

セットインスリーブ(set-in sleeve)

セットインスリーブとは、通常のアームホール位置につける筒形に付けられた袖です。最も基本的な付け方で、普通袖ともいわれています。Tシャツやトレーナー等、様々なアイテムに最も多く使われている袖のことです。

セットインスリーブは袖を付ける角度によって、動きやすさや着心地が変わってきます。それぞれ身頃に対しての角度が異なりますが、パターンとしては袖山の高さの違いでこのように差が出ます。

 

 

 

袖山が高い袖

  • 下向きに袖が付いているので、腕を下した状態がスッキリと見える。
  • 腕を下した時に、脇の下がごわつかない
  • 腕を上に上げにくい
  • 袖下の風通しが悪く、湿気がこもりやすい

 

袖山が低い袖

  • 横向きに袖が付いているので、脇下に生地が余る
  • 腕を下した時に、袖の上側の生地が余る
  • 腕が上げやすく、動きやすい
  • 袖下にゆとりがあって、風通しが良い

 

ファッションとしての袖

海外で好まれる袖と、日本で好まれる袖は大きく違う。これは、日本が非常に湿度の高い気候であることに関わる部分が大きい。袖山が高い袖は、スタイルが良く見えるという特徴がある。但し、日本のように湿度の高い気候では風通しが悪く、脇に汗をかきやすくなってしまう。

日本では袖山が低い袖が好まれるのは、動きやすい上に風通しがよく、脇の下に湿気がこもりにくいという特徴があるからです。ですが、スタイルが良く見えないので、オジサンっぽく見えてしまうというデメリットがある。

 

日常でもついスポーツブランドのポロシャツを着てしまうと、オジサンっぽいイメージになってしまいます。ファッションブランドは、なるべくすっきり見えて、快適さを保てるような袖の設計をしているので、用途を考えてブランドも選ぶのが良いでしょう。

 

  • この記事を書いた人

ni-no

長年アパレル業界で働いて、スーツ工場勤務から生産管理やカットソー縫製工場の責任者をしてきました。少しでもファッションやアパレル業界のためになるように、トラブル対処の経験やノウハウをメインにまとめています。 ついでに仕事合間の趣味に関しても記事にしています。 ウェブサイト作成と運営 ウェブライティング アパレル製品企画 アパレルOEM生産 承っております。 お気軽にお問い合わせ下さい。

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