メンズファッションの押さえるべき簡単な5つの基本 【見た目が9割】
男性の方が女性よりファッションのへの興味が少ない方が多いですよね。男性はどこか中身で勝負したいと思っていたり、外見なんかどうでもいいじゃんって方が多い気がします。僕の兄もそうでした。バリバリの理系研究者です。そんな兄は、「服なんて着られたらいい」「あるものを着る」
自分でほとんど買い物をせず、ファッションなんて別に興味ないって人でした。
そう考える人たちには、共通の勘違いがあります。それは「自分のため」のファッションということです。
え?着るのは自分だし、
ファッションとかおしゃれって自分の個性を出すものじゃないの?
それは決して間違っているわけではないですよ。特にメンズファッションって、レディースに比べてバリエーションがて少ないので少し個性を出すと、途端に人とは違ったファッションってイメージになりがちです。ですが、ファッションの基本とはソーシャルなものです。人が与える雰囲気の大半を占めるもの。だから、余計に男性はファッションで損をしている方が多く、少しの工夫で大きく印象が変わることがあります。
ここから、今まで勘違いしていたメンズファッションの考え方をご説明しますね。
人は見た目が9割 メラビアンの法則
メラビアンの法則というのを聞いたことがありますか?1971年に米国の心理学者アルバート・メラビアンが行った研究では、人は出会ったときの最初の数秒でその人の第一印象を決めているということが分かりました。
まずは第一印象を判断し、話しかける、親しくなるというステップはその後なのです。まず、見た目でつまずくと、その後が続かないということになってしまいます。ある調査では、就職面接の面接官への「見た目は判断基準に入れますか?」との質問に、約90%の面接官が判断基準になると答えています。
「人は見た目が9割」という本が出ていたり、「人は見た目が100パーセント」という漫画がドラマ化されたり、、メラビアンの法則では視覚情報が55%と言われていますが、特に第一印象は数秒で判断しているということなので、「見た目」の重要さはもっと大きいものだと考えられます。
就職で、ビジネスで、恋愛や婚活など、さまざまな場面で初対面の人に会う場面はいくらでもあります。その時、自分のファッションを気にしないということは、大きなデメリットだと考えた方がいいでしょう。つまり、あらゆる場面でファッションとは”相手から見た自分”という目線として捉えた方が良いのです。
ファッションは誰のもの??ソーシャルな考え方
少し思い出してみてください。これまでの中学・高校そして大学等の学生生活で皆さんはどんな仲間と共に長い時間を過ごしてきたでしょうか?そして社会人になった後も、どんな人間関係を築いて来られたでしょうか?
皆さんは、知らず知らずのうちにファッションで人を判断していませんでしたか?人は自分に近い人と、より親密な関係を作って行こうとする傾向があります。
仲の良いグループができた時、そこに突然ロックミュージシャンみたいなハードなファッションの人やゴスロリファッションの人が混ざっていることは、少なかったのではないでしょうか。社会性という部分で、人は無意識に自分に近い感性の人と繋がろうとします。特殊なファッションの人たちは、やはり特殊なファッションの人たちで集まっていたでしょう。自分の価値観を共有できる人同士がコミュニティーを作って上手くいく。これがファッションなのです。
すなはち、「誰といい関係を築きたいか!!」 でファッションを選べばいいのです。
メンズファッションは難しくない
メンズファッションはレディースと違い、アイテムのバリエーションも少ないので実はさほど難しくありません。押さえておけばいいポイントだけを、しっかり押さえておけばいいのです。
もちろん、自分をどう見せたらいいかで、もっとファッションは楽しくなってくると思います。ですが、まずはハズレのない基本的な部分から考えてみましょう。
1 清潔感
清潔感がある人を嫌いな人っていますか?
男女問わず、髪がぼざぼさ、服が汚れてヨレヨレ。基本的にそんな人と、「是非仲良くなりたい!!」っていう人には出会ったことはありません。おそらく僕自身も無意識に避けてきたと思います。
ファッションとしては、使い込んで色褪せたり、生地が伸び切っていたり、破れていては不潔な印象があるでしょう。もちろん大切に長く着て、ちゃんとお手入れできていたら大丈夫。ですが、服はやはり消耗します。汗にまみれたり、日光に当たって、そして洗濯を繰り返す。やはり、ある程度で見切りをつけて、新しい服を買って下さい。
2 サイズ感
服は自分の体を基準としたものです。「大は小を兼ねる」と言いますが、ファッションにおいてサイズ感を外してしまうと、だらしなさを出してしまいます。流行によっては、大きなシルエットの服もありますが、ジャストサイズこそが普遍のファッション。つまりは、いつの時代も外さないシルエットなのです。
大きいサイズの方が、楽で動きやすい。案外年齢と共にそんな服装を選びがちですが、その考え方もやはり「自分のため」のファッションです。家でゴロゴロしてる時は、どうぞそういったリラックスできるファッションでいてください。
ただ、そのダラダラ感を、ソーシャルやビジネス・恋愛・婚活の場に持っていってはいけないでしょう。
3 色と柄
色と柄も、視覚的に非常に重要な要素ですよね。
簡単なファッションは、まずはシンプルに無地ですよね。最も簡単な組み合わせは、濃色と淡色を上下にする。すると簡単にメリハリができます。色の組み合わせは無限ですが、まずはイメージとしてシンプルに。少し工夫したくなったら、そこに少しずつ色やアイテムを足していくことで、よりおしゃれは楽しくなります。
柄は大きなものより、細かく小さくの方が簡単です。大きな柄は子供っぽくなりやすいです。取り入れるなら、小さな柄を1アイテムから採用していくのがいいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
ファッションなんてなんでもいいやって思われていた方も、是非一度考えてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。