初心者がボルダリングで少しでも楽に登るコツ【下半身を使う】
ボルダリングを始めたての頃は、ついつい腕力に頼ってしまいがち。しかも筋力のある男子のほうが、がっつり腕の力ばかりで登ってしまうことがよくあります。今回は、実際にボルダリングを始めたての頃に、ちょっとしたアドバイスの違いで、下半身を有効に使えるようになるコツを解説していきます。
[toc]初心者がボルダリングで意識すること
腕はぶら下がることを意識すること
初心者のうちは、落ちないように、ついついホールドにしがみついてしまいます。しがみつくというのは、常に腕を曲げて、特に前腕筋に力が入りっぱなしになっている状態です。次のホールドを探している間も、ずっと力が入ってしまうので、どんどん筋力を消費してしまいます。
まずは腕はダラッと伸ばして、ぶら下がるのを意識してください。そうすることで、かなり疲労を抑えることができます。腕にグッと力を入れるのは、次のホールドに向かう瞬間だけでOKです。
足は内股を意識すること
次は下半身の使い方です。足の筋力は、腕の筋力に比べて3倍以上強いとも言われています。ですので、下半身の力をいかに有効に使うかがボルダリングのコツと言ってもいいでしょう。足のつま先でホールドを押し込む際は、【内股】を意識してください。そうすることで、つま先に力が入りやすく、体が壁に近づくことで、あれ?っと思うくらい楽に上方向に進むことができると思います。初心者の方はまずは垂壁で、その内股の感覚を練習してみて下さい。
内股気味に意識して上に力を入れるというアドバイスをもらっただけで、下半身の使い方はグッとやりやすくなりました。それが意識できると、90度以上の壁でも同じような感覚で案外楽に登れるようになります。
手足の動きの基本は右足を上げたら右手 左足を上げたら左手を動かす
ボルダリングの基本の動きは、はしごを登るのと同じです。右足を上げて、右手を上げる。左足を上げたら、左手を上げると意識してください。無理をして先に腕を伸ばして上のホールドを取ると、足が伸び切った状態になるので上手く下半身の筋力が使えなくなるので、腕の筋肉で体を上に引き上げなければならなくなります。とにかく下半身を上手く使うことが、ボルダリングのカギです。
考え過ぎてしまうと、動けなくなってしまうこともあります。また、ホールドの位置も様々ですので、トライを繰り返して試していくようにしましょう。
オブザベーションをする
ボルダリングではオブザベーション(観察)はとっても大切と言われています。課題に対しての、自分のムーブやルートをイメージするわけです。しかし、最初はイメージ通りいかないことの方が多いですし、自分がどれくらいの距離のホールドに届くのかも分かりません。ですがオブザベーションをしていくうちに、自分の動きとイメージが近づいてきます。そして、失敗した時に何が悪かったのかも復習しやすくなってきます。
ボルダリングは待ち時間もあり、人の動きを見る機会も多いです。是非、その時間にオブザベーションをしておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最初は誰でも思い通りにいかないものですが、ボルダリングは続けるほど面白くなり、確実に上達していくものです。是非参考にしてみて下さい。
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