WordPressサイトにデータベースが反映されない
WordPressでサイトを構築するのは非常に簡単で、今では世界中の約4割のサイトがWordPressを使用していると言われています。ただ便利な反面、仕組みがよく分からないままに使用して、URLを変更してのサイトの移転やリニューアルの際にデータベースとの連携がうまく行かずにつまずいてしまうことがあります。ここからは初心者でも分かりやすいように、データベースがサイトに反映されない時に、チェックするべきポイントについて解説していきます。
▶▶▶30日間返金保証付き、高速のレンタルサーバーを月額968円で借りるなら
WordPressの仕組みとは
WordPressはPHP郡からなるファイルと、データベースによってサイトの仕組みが成り立っています。それぞれは独立しており、レンタルサーバー内でWordPressをインストールするたびに新たなファイルと12のテーブルからなるデータベースが作られます。これがレンタルサーバー内で、簡単にWordPressを導入できる仕組みになっています。
1.wp-config.phpファイルの情報を確認する
これはmixhostサーバー内のファイルマネージャーを見た画面です。【public_html】から【〇〇〇〇.com】などのドメインのフォルダを開くと現れる【wp-】から始まるデータの中から【wp-config.php】のファイルを探してください。
WordPressインストール内容画面 | wp-config.php |
データベース名 | 'DB_NAME', '●●●●●●_wp479' |
データベースユーザー | 'DB_USER', '●●●●●●_wp479' |
データベースパスワード | 'DB_PASSWORD', '●●●●●●●' |
まずは、データベース名・データベースユーザー・データベースパスワードの3つの項目を確認してください。この3つが正確記述されていないとデータベースとの連携は機能しなくなります。
2.データベースパスワードを更新する(mixhost)
mixhostサーバーの場合は、コントロールパネルからデータベースパスワードを簡単に更新することができます。パスワードが分からなくなってしまった場合は更新して新たなパスワードを記述してみてください。
mixhostサーバーのコントロールパネルのデータベース項目に【MySQLデータベース】があります。この項目をクリックしてください。
【MySQLデータベース】のページに入り、ページの下の方にスライドしてください。
すると現在のユーザーの下、これが現在このサーバー内で使われているデータベースになります。WordPressのインストールとアンインストールを繰り返していると、不必要なデータベースが増えている場合があります。サーバー容量を圧迫させる可能性がありますので、サイトの引っ越しなどが落ち着いたら、不要なデータベースは削除しておきましょう。
赤枠で囲まれている部分をクリックして、パスワードの変更画面に進みます。
【MySQLユーザーパスワードの設定】画面に移ります。大きな赤枠にご自身でパスワードを打ち込んでもいいですし、パスワード自動生成ツールを使っクリックして、複雑なパスワードを作ってもいいです。
パスワードの自動生成ツールを使う場合。【パスワード生成】を押すと赤枠にパスワードができます。このパスワードをコピーして、ご自身のPC内のテキストエディタやメモを使用して保存しておいてください。そして【このパスワードを安全な場所にコピーしました。】にチェックを入れるとパスワードの使用が押せるようになります。すると先ほどのパスワード設定の部分に自動でパスワードが入力されます。【パスワードの変更】を押すと設定は完了です。
3.config.phpとデータベースのテーブル接頭辞が一致しているか?
データベースのテーブル接頭辞をチェック
データベースのテーブル接頭辞とは、データベースを格納する場所を区別するために付けられています。通常WordPressをインストールすると12のテーブルに自動的にランダムで割当てられます。これはサーバーによって仕組みが異なっています。サーバーによっては、同じドメインでWordPressのインストールとアンイストールを行うと、【同じデータベース内に別の接頭辞のテーブルが作られる】ことがありました。
これはmixhostのコントロールパネルから【phpMyAdmin】をクリックして、データベースを閲覧できる画面です。【●●●●_wp326】というデータベースには、WordPressをインストールした初期の12のテーブルが並んでいます。この場合赤枠で囲んでいる【wp8t_】までが接頭辞となります。
別の【●●●●_wp55278】という別のデータベースには【wpan_】という接頭辞がついています。
wp_config.phpからテーブル接頭辞をチェック
次は【wp_config.php】からテーブル接頭辞をチェックします。
コントロールパネルkのファイルマネージャーかFTPソフトで接続して【wp_config.php】を確認してください。
shortcode $table_prefix = 'wpan_';
少し下の方の記述に、【table_prefix 】右側のアポストロフィで囲まれた部分が接頭辞となります。連動させたいデータベースで使われている接頭辞と一致しているかをチェックしましょう。
まとめ
主にmixhostサーバー画面からのチェックの仕方を解説していきました。ですが、基本的にサーバーに関係なくWordPressの仕組みは同じですので、データベースとの連携がうまく行かない原因は主にこの3つをチェックすると解決すると思います。見落としとして注意いただきたいのは、サーバーによって、同じデータベース内に違う接頭辞のテーブルが作られる場合があることです。コレは自分がブログサイトを始めて間もない頃に、解決まで1週間くらいかかってしまった苦い経験がありますので注意していただきたいと思います。下にそのトラブルに関しての記事を貼り付けてますので参考にしてください。
▶▶▶30日間返金保証付き、高速のレンタルサーバーを月額968円で借りるなら
管理画面が真っ白でWordPressサイトに入れないトラブル 続きを見る
WordPressの管理画面に入れない時の対処【真白画面からの復帰】