
サイトを増やしても管理が簡単!おすすめのドメイン取得事業社とは
ウェブサイトを開設するために最低限必要なものの一つが独自ドメインです。調べればドメイン取得できる事業社はいくつもあり、レンタルサーバー会社からドメインもまとめて取得することもできます。
では一体何が違うのか?どこでドメインを取得するといいのか?分からないという方のために、分かりやすく解説していきたいと思います。
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ドメインとは
ドメインとは言わば「インターネットの世界の住所」です。Webサイトやメールアドレスなどにおいて、自分の場所を相手に特定してもらう(サイトアクセスやメール送信などをしてもらう)ときに利用されます。独自ドメインとは、誰かの借り物ではなく自身のサイトの住所というイメージです。因みにURLは「Uniform Resource Locator(ユニフォームリソースロケータ)」の略で、ホームページアドレスとも言われます。しかしURLはサイトの住所の役割でもあり、住所の中のさらに特定の部屋の役割も果たしているのです。
ドメイン会社の選び方
ドメインを取得できる会社は多数あり、料金や取得できるドメインの種類が違うこともあります。ここからは主にどんな違いで取得会社を選んだら良いのかを解説していきます。
ドメインに掛かる料金
独自ドメイン取得は基本オンライン登録からの、カード払いやコンビニ決済のみの簡単な手続きで完了することができます。必要なのはメールアドレスや電話番号があり、個人の確認が取れれば法人・個人に関わらず割と簡単に取得することができるのです。
初期取得料 | 取得1年目の料金 |
更新料 | 契約満了時 2年目以降の1年間の料金 |
ドメイン移管料 | ドメインを管理する会社を変更の際に発生する場合がある |
*初期の取得料が非常に安いドメインもありますが、更新料や移管料などで高い金額が発生する可能性があるので特に更新料についてチェックが必要です。1年目が数十円で、2年目以降は数千円に跳ね上がるケースもあります。
ドメインのWhois情報公開代行の有無
ドメイン取得時には必ず「Whois」情報が公開されます。Whois情報とはドメインの所有者を表す情報であり、メールアドレスや取得時の名前(会社名)などが一般公開されます。外部にWhois情報を公開したくないときは、Whois情報公開代行といって、ドメイン取得事業社に公開情報を代わりに請け負ってもらうことができます。公開代行では事業者側で別の情報が一般公開されるため個人情報漏洩を防ぐことができます。
*【co.jp】や【.inc】などは属性型ドメインといい、法人事業者しか取得できないようになっています。そのためWhois情報公開代行はできません。また、法人登録の登記年月日や登記住所、代表者氏名等の本登録をしなければなりません。この手続の期日が過ぎてしまうと、ドメインは使用不可となり、復旧に¥33000の手数料が必要となるので注意が必要です。
レンタルサーバーとのセット取得
最近では、レンタルサーバーとの同時使用を条件にドメインが永年無料などのサービスが増えてきています。サーバーを続けて利用してもらうためのサービスですが、もしサーバーのスペックに満足できなかったり、サーバーを一つにまとめたいときにはドメインを移管する手続きが必要となります。
オススメのドメイン管理事業社2社
お名前ドットコム

お名前.comは最も有名なドメイン取得サービスの一つで、GMOグループの運営です。580種類以上のドメインから好きなものを取得して利用可能です。ま
た各ドメインも安めに設定されておりコストも抑えられます。セールやキャンペーンを併用するとかなりお得にドメインを利用できます。mixhostサーバー・Xserver・さくらインターネットとも相性がいいサービスになっています。オプションサービスで1年間無料で使えるサーバーやWhois情報の公開代行も利用できるので、プライバシーが気になる方は利用してみてください。
ドメイン例 | 新規取得 | 更新料 | 移管料 |
.com | 99円 | 1,408円 | 1円 |
.biz | 180円 | 1,738円 | 1円 |
.jp | 1,040円 | 3,124円 | 1円 |
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初心者でも簡単!お名前ドットコムでドメイン取得する方法
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ムームードメイン

ムームードメインもGMOグループのドメイン取得事業社です。ロリポップやヘテムルなどのサーバーと一緒に申し込んでもいいでしょう。ロリポップサーバーと一緒に新規ドメイン登録で、ドメイン永久無料のキャンペーンもやっているのでチェックしてみてください。個人的には管理画面が見やすいのもポイントが高く、さくらインターネットからドメインを管理を移管するのもスムーズにできました。
ドメイン例 | 新規取得 | 更新料 | 移管料 |
.com | 979円 | 1,628 円 | 1,628 円 |
.biz | 220 円 | 1,738円 | 1,738 円 |
.jp | 2,035円 | 3,344円 | 3,344 円 |
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初心者におすすめ!ムームードメインでドメインを簡単に取得する方法
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ドメイン取得サービスも提供しているおすすめサーバー会社
ロリポップ!レンタルサーバー

ライトプラン | ハイスピードプラン | |
月額 | ¥220 | ¥550 |
データ容量 | 160GB | 320GB |
転送量/日 | 500GB | 900GB |
初期費用 | ¥1650 | ¥0 |
低価格のおすすめサーバーといえばロリポップ。月額¥550のスタンダードプランでも充分なスペックだったのですが、さらにおすすめできるスピードも容量も兼ね備えてたハイスピードプランが新設されました。GMOグループが運営し、独自ドメインを管理しやすいムームードメインとも繋がっているのもオススメポイントです。現状では初期費用が無料でスピードも重視したハイスピードプランがイチオシです。
さくらインターネット

スタンダード | プレミアム | |
月額 | ¥524 | ¥1571 |
データ容量 | 100GB | 200GB |
転送量/日 | 700GB | 800GB |
初期費用 | ¥1048 | ¥1048 |
中小企業のサイトやブログならスタンダードプランで充分対応できます。最近コントロールパネルも一新されて使いやすさもアップしました。転送量は大きく確保されているので安定したサーバー。また個人的にはサポート対応にも満足しています。ただ、スピードに関してはサイトが大きくなっていくに従って物足りなくなってきたのも事実です。そして、途中からのプランを変えるにはサーバー契約をしなおさないといけないのが問題点。
mixhost

スタンダード | プレミアム | |
月額 | ¥968(3年一括の場合) | ¥979(3年一括 更新以降¥1958) |
データ容量 | 250GB | 350GB |
転送量・目安 | 18TB/月 600GB/日 | 24TB/月 800GB/日 |
初期費用 | ¥0 | ¥0 |
高速サーバーとしてブロガーやアフィリエイターにも好評のサーバー。スピードの満足度も高い。プレミアムプランが安くなっているが、契約更新以降は通常価格に戻るため、スタンダードプランでも充分だと思います。スペックが不足したら、そのままスタンダードからプレミアムプランに移ることもできる。また、他のサーバーでは別料金の掛かる自動バックアップ機能が無料となっているなど、サポート関係も充実しているのが人気となっている。
Xserver

X10プラン | X20プラン | |
月額 | ¥990(3年一括の場合) | ¥1980(3年一括) |
データ容量 | 300GB | 400GB |
転送量・目安 | 900GB/日 | 1200GB/日 |
初期費用 | ¥3300(キャンペーン中¥1650) | ¥3300(キャンペーン中¥1650) |
高速サーバーとして一番有名なサーバー。国内サイトのシェアもNO1の実績となっている。初心者はX10プランが充分なスペックを持っている。
▶▶▶エックスサーバー公式サイトを見る
ドメイン管理とサーバーに関して

企業サイトをのみを作る場合は、サーバーとドメインを一括で契約するとドメインが永久に無料となるサービスやキャンペーンを行っていることがあるので、コレを利用するのもおすすめです。
私の場合は複数のサイトを運営しているのですが、サーバーのスピードに不満があったことでサイトの引っ越しを行いました。そのため、ドメイン管理に関しても1社にまとめることになりました。複数ドメインを持ち、複数サイトを運営する場合はドメイン管理は1社、サーバーは1社とう具合にする方が分かりやすいと感じました。サーバー会社でドメイン取得すると、引っ越しの際にドメインの移管が必要になることが少しネックになることもありますので注意してください。