まずはこれだけ!初心者が知っておきたいボルダリング用語10
最近になってトレーニングとしても、趣味としても注目が高まってきたボルダリング。
興味あるんだけど、あんまり周りでやっている人が少なくて馴染みがないスポーツだからということで迷っているあなた。
ボルダリングジムに行く前にこれだけ知っておけば、とりあえず大丈夫というボルダリング用語を10個ご紹介致します。これくらい知っておけば初めてボルダリングに行っても全然心配ないので、安心してジムの予約をしてみてください。
こんな人におすすめ
- ちょっと話題だからボルダリングをやってみたい
- ボルダリング興味あるけど自分にできるのか不安
- ボルダリングを体験する前に軽く知っておきたい
まずはボルダリングについて
ボルダリングとは高さ約4mくらいまでの壁に取り付けられたホールド(岩に模した突起)をつたって、手足を使って道具なし・ロープなしで登るスポーツです。
課題によって使っていいホールドが決められてるので、ゲームやパズルのようにクリアする感覚で楽しめます。簡単な課題から上級者用コースがありますので、最初は筋力に自信がなくても大丈夫。考えて工夫する力や発想力も必要で、大人から子供まで幅広く楽しめるスポーツとして注目が集まっています。
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ボルダリングの基本ルール
簡単なボルダリングの基本ルールはスタートとなるホールドを両手でつかんでトライ開始。課題ごとに指定されたホールドだけをつかんで登っていき、ゴールホールドを両手でつかんで安定できたらクリアです。(両手でゴールを持って、2~3秒保持できるくらいが目安)
上のイラストは足を置くホールドが自由という設定ですが、難易度が上がれば足で使っていいホールドも決まったり壁も急角度になってきたり、バリエーションが無限にあります。(ジムによって少しずつ、設定やローカルルールがありますのでジムのスタッフさんに聞いてください)
知っておきたいボルダリング用語10
1.【課題】
課題というのは各グレード(初心者~上級者まで)に合わせて作られているスタートからゴールまでのコースのこと。
通常はホールドのすぐ近くに、色分けされたテープと数字によって区別されています。例えば、白いテープのS(スタート)1から同じ白の1と書かれたテープが付いたホールドを使って、白いテープのG(ゴール)1までたどり着くのが、一つの課題になっています。課題によっては、足はどのホールドを使ってもいい場合や、手も足も使うホールドが決まっている課題など、バリエーションは無限にあります。
2.【ホールド】
ボルダリングジムの壁いっぱいに、色とりどりに取り付けられているのがホールドです。岩の出っ張りをイメージした大小様々な形があります。これを手で掴んだり、足で踏ん張って課題を登っていきます。各課題にはスタートホールドとゴールホールド、そして使えるホールドが決まっています。
3.【ガバ】
ガバは、ガバっと握れる掴みやすいホールドのことで、最初の初心者の課題はガバが多くなってます。形どうこうではなく、掴みやすいホールド全般を指しています。
4.【ボテ】
ボテとは張りぼてのこと。壁から張り出した大きな岩のようなイメージで取り付けられているものです。
小さめのホールドと違って、壁そのものに変化を加えるような役割をしています。課題で使っていい場合は、手で掴んでも足で踏ん張ってもOKです。ボテにはさらに細かいホールドが取り付けられている場合もあって、ボテ全体を使える課題とボテに取り付けたホールドのみが使える課題があり、課題のバリエーションを増やすアイテムです。
5.【垂壁】
垂壁は90度の垂直の壁のことです。
ボルダリング初心者が一番初めに登る課題は、おそらくここに設定されているでしょう。やったことがない方は、「90度以上の壁なんて登れるの?」って思われる方が多いのですが、垂壁はそのまま落ちることができないので、難易度が上がると、垂壁のほうが怖くなったりします。
6.【カンテ】
カンテとは壁のヘリに当たる部分のこと。
カンテOKの課題は、壁のヘリを掴んでOKということです。スタートホールドにカンテNGって書かれていたら、壁のヘリは掴んではいけない課題だということになります。初心者のうちは、ついついカンテを持っていいのか?っということを見落としがちです。これを上手く使えるか使えないかで、課題の難易度が全く変わってくることがあります。
7.【ムーブ】
ムーブとはボルダリングの登り方や登る動作の総称です。
課題に対してどんなムーブでゴールまで到達するのか自由で、体格や筋力によっても違ってきます。人のムーブを見ることは課題のクリアに非常に参考になるので、休憩中は上手い人のムーブをじっくり観察してみましょう。
8.【マッチ】
マッチとは、ムーブの一種で一つのホールドを両手で持つことをいいます。
9.【スウィッチ】
正式な用語ではないのかもしれませんが、ホールドに乗っている足を左右入れ替える時の動作をスウィッチと言っています。
初心者の最初の難関の一つが、この足の入れ替え動作です。コツとしては瞬間的に両腕で支えて、体をフワッと浮かせて足を入れ替えて下さい。
10.【ガンバ】
ガンバは、そのまま課題に挑戦している人に対しての応援の掛け声です。余裕がありそうな時は使わずに、結構ギリギリのところで頑張っている人に対して声をかけることが多いです。
初心者の時は、ちょっと恥ずかしいですが思い切って「ガンバっ!」って声をかけてみて下さい。応援されて怒る人はいないので。登り切った後は、「ナイス!」と声掛けして、グータッチです。
まとめ
最初はこれくらいの用語を知っていれば十分楽しめます。まあ、知らなくてもボルダリングジムの体験プランに申し込んだり、初心者ですということをジムのスタッフさんに伝えれば、ルールの概要も用語も解説してくれます。最近はジムが非常に増えてますので、スポーツの趣味としてボルダリングを考えておられる方は、まずは会社帰りやお買い物ついでに体験してみてはいかがでしょうか。
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