【重要】アパレルや文系のお仕事にもおすすめ、プログラミング脳とマインド
僕と同じようにアパレル業界で働いている方々、そして文系として勉強してきて、今現在デジタルスキルに苦手意識を持っている方々、プログラミングって聞くだけでゾッとしてしまうのではないでしょうか。
2020年には小学校で全面実施される予定のプログラミング教育がスタートします。そして、それに先立って楽天の三木谷社長が2019年3月19日に今回はプログラミング能力を社員に求めるとして、研修から力をいれていくことが発表されていました。社員の最低限スキルを底上げすることに投資を惜しまない、さすがは日本のIT業界を牽引しておられる企業です。
さて、子供がプログラミング学習をするけど、親御さんはどうしたらいいのか?「私には関係ない」っていうスタンスでは、子供達に置いて行かれるかもしれません。アパレル業界で仕事をしている方の多くは、私を含めていわゆる文系出身者が多いとは思います。
ここでは「プログラミングという言葉を聞くだけで頭痛のするあなた」に、プログラミングの考え方を少し勉強すると、仕事だけでなく生活の中にも色々な気付きがあり、考え方も良くなるということを記事にしていきます。
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文系なりに考えるプログラミングとは
文系が持つプログラミングのイメージ
はてな
- 目に見えないから、よく分からない、、、機械の裏側で、機械を動かしているもの?
- 専門用語が多すぎてついていけない。
- プログラミング言語って?なんで何種類もあるの?
- 勉強する意味があるのか分からない。
プログラムを普段意識することはないかもしれませんが、身近な部分では普及率が85%以上となっているスマホやゲームがイメージしやすいと思います。そして、仕事をするにあたってもWordやExcelなどのアプリケーションソフトは必須になってきています。それらも全てプログラムによって動いています。ただ、私たちが扱いやすいように画面表示(ユーザーインターフェース)もプログラムされているため、私たちはプログラムと意識することなくソフトを使うことができるのです。
またプログラム言語は、どんなコンピュータに命令するのかで言語が違います。例えば英語・中国語・日本語等、それぞれの国の人に分かってもらうには、それぞれの言葉が必要であることと同じです。さらには言語には地方によって方言があり、また時代や流行によって変化したり言葉が作られることもあります。そのようにプログラミング言語も必要に応じて発展していったことで、多くの言語が今も使われるようになっています。
文系の取り掛かりは、HTMLから
プログラミング言語は、その特性に応じて数多く存在しています。文系の方は、まずHTMLから取り掛かってみるのが良いと思います。HTMLは(HyperText Markup Language・ハイパーテキストマークアップランゲージ)の略で、正確にはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語と呼ばれています。皆さんもインターネットを使ってウェブサイトを見ていると思います。ウェブサイトはHTMLによって私たちに見やすい画面として表示されていますので、プログラミングを勉強しようかと考えておられる場合、まずはHTMLから勉強を始めるのが良いと思います。
こちらでHTMLのことを分かり易く解説しています。
続きを見る文系でもOK!プログラミング初心者にオススメのHTMLの勉強
ズバリ、プログラミングを簡単に説明すると
簡単にプログラミングとは自分が書いたことを、その通り機械に動かすための指図書であり、設計図を書くことです。ということは、自分が間違った設計を書くと、間違った通りに出来上がるか、上手く動かないことを示しています。間違った設計図を書いたのは、自分の責任であり、結果は自分で責任を負う。まさに、仕事に対しての取るべき姿勢と言えるのではないでしょうか。
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なぜ、プログラミングはアパレルや文系の方にもおすすめなのか?
プログラミングは、仕事のフローチャートを考えることと同じ
プログラムとはコンピュータにしてもらう作業を、作業してもらう順番に正確に記述しているものです。アパレルであれば縫製工場の工程分析表のような役割を果たします。生産管理であれば、生地入荷や副資材の入荷管理や、裁断・縫製・二次加工・検品などの生産段階の流れを把握することに似ています。
プログラムは非常に素直です。むしろ、完全に命令したまま実行しています。同じ種類の命令があると、後に記述したものが最終結果となって表れます。
例えば
命令1 ”えんぴつ”という文字を記述する ⇒ えんぴつ
命令2 ”えんぴつ”という文字を赤にする ⇒ えんぴつ
命令3 ”えんぴつ”という文字に下線を引く ⇒ えんぴつ
命令4 ”えんぴつ”という文字を大きくする ⇒ えんぴつ
命令5 ”えんぴつ”という文字を青にする ⇒ えんぴつ
結果、”えんぴつ”という文字は大きな文字で下線を引かれた青で表されます。
命令2があってもなくても結果は同じように表示されます。ですが命令2の作業分があるため、最終の仕事が完成するまでは余分に時間が掛かっていることになります。良いプログラムというものは求められる結果に対して、無駄な作業がなく、仕事がスムーズに流れていることを意味しています。アナログで仕事を進めていたとしても、スムーズに仕事ができるような調整こそ大切です。
アパレル生産等のシステム化されにくいことも、シーズン毎にでも自分の指示が、トータルの効率や品質に無駄がなかったかどうかを見直すのもいいのではないでしょうか。
アパレル検品の現場には、まだまだ無駄があることが分かります。 続きを見る
ファッション・アパレル物流倉庫で無駄な作業を減らす方法
プログラミングから見る、仕事のアップデート
スマートフォンのアプリには、日々アップデートというものが起こっているのはご存じだと思います。これはプログラムに起こる不具合に対して、プログラムの順番を変更したり、必要な指示を加えたり、不要な指示を削除して、改善を行っているのです。
アプリは多くの人が使うことにより、場合によっては動作に不具合が起こることがあります。アプリのアップデートとは、トライ&エラーから発覚した問題をその都度対処と改善作業を行っているのです。
アパレルもシーズン毎に生産トラブルは数限りなく起こっています。何故トラブルが起こったのかを検討し、次のシーズンに同じトラブルを起こすのを防ぐ方法を考えれば、おのずと対処方法の経験を蓄積できます。また、上のプログラムのように不要な仕事を削減するだけでも、業務状態の改善に繋がります。そうすることで会社も自分もアップデートしていくのです。
プログラミングから考える、相手に伝えることの重要性
プログラミング言語は、非常にたくさんの種類があります。
プログラム言語 | 向いている目的 |
C言語 C++ Java Python | 家電製品などの機械制御 |
Objective-c Swift Java | スマホアプリ |
HTML CSS Javascript | ウェブサイト(クライアント側) |
PHP Ruby Python Java C# | ウェブサイト(サーバー側) |
Java C# C言語 | 企業の業務システム系 |
プログラミング言語は、目的に応じて様々に使い分けられています。それぞれの言語を使用しなければ、コンピュータは正常に機能しません。
つまり、相手(コンピュータ)に分かる言語を正しく使用することが最も重要なのです。
アパレル業界にも専門用語が沢山あります。しかし、デザインや仕様書に関する記述は、デザイナー・ブランド・企業によってもバラつきがあります。さらにファッションの用語は年代によっても変わっていき、それが工場の現場とのギャップを生んでしまいます。伝わっていなかったということは、まずは「伝える側に問題がなかったか?」ということを考える必要があります。
プログラミングの考え方が分かる オススメの本
こちらの本はプログラムミングを実践的に勉強する本ではありません。私たちの身の回りにあるコンピュータがどのようにプログラムされて動いているのかを解説して、プログラミングがどんな考え方でできているのかが理解できる概論のような本です。アナログな仕事に対しての考え方としても参考になり、プログラミングを勉強する前に参考となる本としてオススメです。
アパレルや文系のお仕事にこそ 必要なプログラミングマインド
プログラミングから考える仕事に関するポイント
- 依頼内容を詳細に伝えること
- 依頼内容にミスがないこと
- 依頼内容は相手に分かる言葉・図解を使うこと
- 依頼内容の作業順を決めておくこと
- 依頼内容に問題が起こった際の、対処方法を決めておくこと
歴史の長い繊維・アパレル業界は、老舗企業も多いです。そのため、デジタルが苦手でマニュアル化が出来ず、古い体質の企業が多いのが現状です。なかなか、デジタルツールの活用も進んでいないことも多いです。しかしツールを使わなくても、仕事の根本的考え方を改めて考えてみると、プログラミングの考え方が非常に参考になるのではないでしょうか。
ボルダリングはプログラミングのようなスポーツです。SE職の方が趣味にしていたりすることが多いです。 続きを見る
【趣味がない人】スポーツジムよりボルダリングをおすすめする理由
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このようにプログラミングのことを考えてみると。プログラミングとは、とっても丁寧で親切な仕事の依頼方法であり、進め方であり、改善方法だと言えるのではないでしょうか。
プロジェクトが上手くいかなかった。それはプログラム(仕事の流れ)を組んだ人の責任であり、次のミッションに向けて修正をする必要があるということに他なりません。
営業部長には、営業部長がすべきプログラム、、、
生産管理には、生産管理がすべきプログラム、、、
工場責任者には、生産管理がすべきプログラム、、、
自分が、自身の仕事の中で自己反省してプログラムを見直すことが、相手の責任として捉えずに改善の策を見つけ出すための方法だと思います。プログラミングを学ぶことは、自分自身の仕事への責任を考える良い方法と言えると思います。
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