WordPressの管理画面に入れない時の対処【白画面からの復旧】
WordPress初心者の時、起こりやすいトラブルの一つが管理画面に入れないという事態が起こることがあります。PCが苦手だったり、ほぼ未経験からスタートすると、この時点で絶望的な気持ちになってしまい、あきらめてしまう人がいます。しかし多くの人が経験していることで、必ず解決方法があります。
トラブルの原因はいくつかあるのですが、この記事ではログインのトラブルを解決するための一つの方法として参考にしてみてください。
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WordPressの管理画面に入れない時の対処【白画面からの復旧】
まだWordpressでブログを始めて3か月くらいのときでした・・・
ある時、お気に入り登録している管理画面のURLを開いたときに、画面が真っ白になってログインが全くできない状態になってしまいました。
あれ????管理画面に入れなーい!!
前日までは問題なくログインできていたので、まずは冷静に前日の作業で思い当たることを考えてみました。
1.Google検索でマッチする情報を集めよう
ワタシのようなプログラミングなど分からない人にとってはトラブルへの対処が分からず、途方に暮れることもしばしば。いくつか書いていたブログも復旧できるのか、、、背筋がゾッとするでしょう。
一旦は深呼吸でもして落ち着いて、それからgoogle先生に検索をかけました。
まあ、こんな感じのキーワード検索をかけると、たくさん出てきました。原因はそれぞれなのでしょうが、とりあえずは”Wordpressのあるある”みたいです。
WordPressの管理画面に入れない場合のよくある原因
- WordPress本体のバージョンアップ
- テーマの変更・別のテーマの有効化
- プラグインの追加・設定の変更
- テーマの「functions.php」に変更を加えた
- 「.htaccess」に変更を加えた
- サイトの引っ越し
*あなたがトラブル前にした変更など、どれが当てはまるかで対処方法が変わってきます。
確かに、「functions.php」に記述を加えてしまったなー・・・
それが原因っぽいなー
調べることで、自分が前日に行った作業との照らし合わせで問題個所と思われる部分を修正して確認していかなければいけません。
まずは思い当たるところの修正
じゃあ、とりあえずは昨日書き加えた箇所は消してみよう!!!
FTPソフトを使ってサーバーにアクセスして、問題の箇所を修正しました。
だ・け・ど
やっぱり管理画面に入れなーい、そして画面は真白( T^T)
FTPクライアントソフト
- FFFTPのダウンロードページへ → 詳しいダウンロード方法
- WinSCPのダウンロードページへ → 詳しいダウンロード方法
2.その他の管理画面に入れないエラーの原因を調べる方法
他にもエラーの原因を探るための方法がありました
"wp-admin"とか"wp-content”のフォルダと同じ階層のディレクトリにある”wp-config.php"のコードをエラーが表示されるように書き換えるというものでした。”wp-config.php"というファイルは、Wordpressに不可欠なMySQL(マイエスキューエル)というデータベースとの接続をするための情報が入っています。
FFFTPのクライアント画面おそらく、www>wp>でこの画面になると思います。
"wp-config.php"を開いた画面です。見るだけならいいんですが、完全初心者のワタシはwindowsのメモ帳で編集してアップロードしちゃってたんです。トラブルに関して調べてると、あちこちで見かけたのですが、こんなところにもちゃんと書いてるんですねー(;^_^A
コレだったかもしれない!!思い当たるフシがありました!!
エラーの原因を表示させる 【デバッグ】
"wp-config.php"ファイルの下の方
define('WP_DEBUG, false); の”false"部分を”true"に変更してアップロードして下さい。
→ ”true"にすることで、エラー部分をエラーとして表示してくれるようになります。
PHPプログラミンをちゃんと勉強している人は、これである程度わかるみたいですね。
僕の場合は、ログイン画面にこんなエラー表示がされました。
Warning: Cannot modify header information – headers already sent by (output started at/・・・・
・・・・・・・・・・wp-includes/functions.php:1)in・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
/wp-includes/pluggable.php on line 1251
それから同じ文言で・・・・/pluggable.php on line 1251
こんな部分は触った覚えないんですけどー!!
見てはみたけど、さっぱり分からーん!!
やっぱり"functions.php"を触ったことが、ずっと尾を引いてるんだと思うんですが、、、TeraPad(テキストエディタ)を使ってアップロードし直しても、このトラブルが治りませんでした・・・
ダメだ・・・いくつか書いたブログはあきらめるしかないのか・・・
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3."php.ini"に設定を加えてみる
php.iniとは、PHPプログラムの全体的な動作や環境を設定するファイルのことです。中身は現在は”error_reporting 8191” という、こちらもエラー表示をしてくれるためのコードです。
→ さくらインターネットのサーバーでWordpressを使用して画面表示されない時のトラブル対処
「php.ini」の「output_buffering」の設定を変更すると解決するかもしれません。という記事を参考にさせてもらいました。
こちらが参考にさせていただいたサイトさんです。超感謝です m( _ _ )m → https://kotori-blog.com/php/cmhi_error/
ワタシはさくらインターネットのサーバーコントロール画面から、PHP設定の編集>php.ini設定の編集に「output_buffering = On」というコードを入力しました。こちらは、FTPクライアントソフトでアップロードしてもOKです。
だけど、アウトプットのバッファリングをOnにしてエラーが出なくなる原理は、まだ分かってません f ( ^ ^ 😉
その結果なんですが、、、、
管理画面出たー!!って思ったら、Wordpressをインストールしますか?って画面表示されてます。どういうことだ?って思いながら、何も考えずに再インストールしてしまいました。そしたら画面は例の「Hello!! World」って初期画面ではないか!!!
これはとうとうやってしまったのか・・・
初期化しちゃったってことか?? 10 記事くらい書いていたブログは消えたのか?
とうとう、あきらめムードになってました、、、、
4.視点を変えて新しい方法を考える
テーマの設定とかブログの再構築は色々とやり直さないといけないのかなーと、ちょっと気持ちを切り替えようかと考えていたところ、サーバーのファイルやFTPクライアントソフトでデータを眺めていて、ふと考えました。
現状のブログを完全に復帰させるのはあきらめて、全くの文系の頭でブログの文章を拾いなおしてコピペで書いたブログを復帰させられないかとという発想になりました。
さて、上のようなことを考えて、もう一度調べ直していきました。
でも諦めるのはまだ早いです
5.Wordpressの構造を少し勉強する
WordPressとはPHP(プログラム)とMySQL(データベース)
- wp-admin:管理画面内での作業の制御フォルダ
- wp-content:自分のサイトの情報(テーマ・プラグイン・画像・バックアップデータ)
フォルダ - wp-includes:Wordpressのサイト動きの制御や関数等のフォルダ
サイトを見に来たら、サーバー内のWordpressのファイルたちを読み込みに行き、ファイルの中の、wp-config.phpが、データべース の情報を引き出してくれています。
そうかー!!入力した情報は基本的にはデータベースに保管されてるってことか
データベース(Mysql)は、一つ一つの記事情報を1行に保存しておく、保管箱のようなもの。Excelの規則正しい一覧表の集まりみたいな感じ。
サーバー側からWordpressをインストールをした時点でデータベースにはテーブルという項目が作られて、通常であればWordpressのコントロール画面からの入力のみで固定ページもブログも保存されていきます。何も起こらなければデータベースは見に行くきっかけがありませんでした。
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データベースさえ消さなければ、Wordpressの大半は復旧は可能
さくらインターネットのサーバーコントロール画面の、クイックインストール>インストール済み
一覧から赤枠部分を見てください。
データベースが無事なら大半を復旧できる
これが分かっただけで、ずいぶんと安心感が増しました!!
さくらインターネットのサーバーコントロール画面の、データベースの設定>から上の設定画面を開いて下さい。Wordpressをインストールしていれば、手順としては基本的にデータベースを一つは作成しているはずです。そして注意事項に書いてあるように、サーバーからしか接続できませんので、「管理ツールログイン」>という部分から、データベースにアクセスします。(他のレンタルサーバーでもデータベースの管理は必ずできますので、管理メニューから探してください。
データベースへの接続画面になりますので、ユーザー名とパスワードを入力してください。おそらく最初に設定してますので、忘れちゃったって方は、これまでの復習です。”wp-config.php”には、データベースへのアクセス情報が入っていますので、それを確認してみて下さい。
データベースは作られた時点で、接頭辞(せっとうじ)という固有の頭文字が付けられています。家族を見分けるいわば苗字のようなものです。同じ接頭辞を持つデータが、同じサイト内で作成
していた固有のデータということになります。
あれ? 接頭辞が複数ある・・・
僕の場合、実は何回かWordpressを入れ直したことがあったので、この時点で3種類の接頭辞がありました。Wordpressをインストールするごとに、固有の接頭辞を持ったテーブルが作られていたということです。
”wp-config.php”を確認したところ、やっぱりデータベースの接頭辞が切り替わっていたので、それが初期の画面に戻ってしまっていた原因でした。接頭辞を修正したところ、完全に元に戻りました \( ^ ^ )/
初歩的なミスなんでしょうが、初心者にしたらハードな問題でした。でも、悪戦苦闘しながら解決できたので、元に戻ったときは壁を一つ越えた気分で、また対処していて色々と調べたことで勉強にもなりました。こうやって一つ一つレベルアップしたいと思います。
実はここまで約2日かかりました。これだけでも、山を一つ越えた気分です。
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