
ユーザーの使いやすさを考えたファッションデザインとは【アパレル生産】
ファッションデザインは、とにかくお洒落に恰好よく、イケてるといったパッと見の雰囲気の良さは重要。ですがその反面肌ざわりがとってもいい生地は簡単に水洗いができなかったり、ですがアパレル製品をデザインするときには、生地や縫製仕様に合わせてユーザーの使いやすさを考えることも重要。IT用語としてユーザーフレンドリー(user-friendly)という言葉があります。ユーザーインターフェイス、つまりユーザーにとっての使いやすさを考えて画面仕様を設計するという設計思想のことで、説明書すらいらないくらいユーザーにとって使用しやすい画面ということを考えたデザイン設計のことです。ここからは、ファッションにおいても、ユーザーフレンドリーなデザインを考えたほうが長く愛用される商品になるということを解説していきたいと思います。
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ユーザーフレンドリーなおすすめファッションの視点【発見】

ユーザーフレンドリーなデザイン。これをファッションに当てはめてみるとコーディネートの簡単さやお手入れのしやすさが、ユーザーフレンドリーを考えた製品と言えるのではないでしょうか。もしくはお手入れに関して分かりやすい記述の仕方なども当てはまるでしょう。生地に関しては、汚れにくい加工や洗濯してもシワになりにくいような加工があります。デメリットとしては、コーティングがしてあるので少し硬く、肌触りは良くないことがあります。
ユーザーフレンドリーな素材
- 何度も家庭で水洗い洗濯ができる
- アイロンが簡単、もしくはアイロン不要
- シワになりにくい
- 汚れにくい 汚れが落ちやすい
- 劣化しにくい(色落ちしにくい、生地の強度など)
他にも服のデザインとしてもユーザーフレンドリーなデザインを考えることも可能です。動きやすさや機能性、それを着るシーンやスタイリングにも関係があります。ポロシャツやTシャツなどは、直接肌に触れることや頻繁に洗濯することを頭に入れておいた方が良いでしょう。凹凸があることで、肌に違和感を感じるような切り替えやポケットの袋布が肌側にあることもストレスに思うこともありますし、洗濯後のポケットの袋布はアイロンで整えないとゴワついてしまいます。デザインはユーザーが何度も着たいと思えるものが本当に求められるものではないでしょうか。
ユーザーフレンドリーなデザイン
- 動きやすさや機能性
- 着用シーン
- スタイリング(中に着るのか?外に着るのか?)
- 扱いやすいデザイン
- 何度も着たくなるように
アパレルデザインのユーザーフレンドリー視点を考える事例
デザイン仕様に関してもユーザーの扱いやすさを決める部分があります。特に洗濯・アイロン・保管の際の手間が掛かってしまうものは次に着るのが面倒になってしまって、段々使わなくなってしまった経験ってあるのではないでしょうか。
あるワンピースを見かけました。シンプルなワンピースに差し色の別布を前身頃上にポイントとしてデザインされているシンプルで上品なワンピースです。できるだけステッチを外に見せないで、ドレッシーな雰囲気を損なわないようにしているのは、デザイナーさんの意図を反映してのことでしょう。シンプルでまとまったデザインだと思います。前身頃別布には見返しもついて、ドレッシーな雰囲気を損なわないようにしています。

ユーザーフレンドリーはプロダクトフレンドリーでもある。
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惜しいと思えた部分が、見返しが裏側でどこにも留まっていないことです。一枚ものの長い見返しで、場合によっては前に開いてきてしまいます。着用していても開いてきていしまいそうですし、洗濯すればおそらく間違いなく開いてしまうでしょう。切り替え部分で落としミシンでも入れて留めておけば、ユーザーさんにもっと扱いやすいのではと考えてしまいました。
デザイン上、少しでもステッチが表に見えそうになるのを避けたかったかもしれないですが、前身頃の縫い目に落としミシンをしたり、縫い代と見返しの部分で裏側を留めるか、少し手間ですが手縫いで留めることもできたと思います。ユーザー様にとっては、おそらくその方がアイロンもしやすいはずです。そして、もう一つ付け加えると工場生産の仕上げアイロンもやりやすくなるはずです。
この辺りは、アパレル生産管理の目線ですが、デザイナーさんにも一考お願いしたいところですね。


ユーザー目線の”取り扱い易さ”としての設計思想
全体の雰囲気でのデザインはもちろん大切ですし、その部分の留めのあるなしで販売に影響するかは分かりません。むしろ落としミシンの場合は、それでお買い上げいただけない場合もあるかもしれません。ですが、お買い上げいただいた後に扱いにくさを感じて、その服をあまり着なくなってしまったり、ブランドのファンを減らしてしまう可能性もあります。
デザインを考える中で、ファッション性のこだわりはもちろん重要ですが、取り扱いのしやすさを考えたユーザーフレンドリーのデザイン思想を考えるのも大切ではないでしょうか。
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